ワーケーションの語源
ワーケーション(英語:Workation)とは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地で休暇を取りながらテレワーク(リモートワーク)する働き方。在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。
(引用元:Wikipedia)
ワーケーションという言葉自体は、欧米を中心に2000年代に生まれたようで、最近できた言葉ではありません。似ている言葉で言うと、「リゾートワーク」「ブリージャー」などが挙げられます。
ワーケーションが注目される理由
クリエイター(エンジニア、デザイナー)の方など、インターネットにつながったPC一つあれば仕事ができる人たちであれば、一度は「場所とらわれない働き方をしたい」と思った経験がある人もいると思います。
2020年の春に、コロナウイルスが流行し始め2020年4月16日から緊急事態宣言が発令され、IT企業を中心に「リモートワーク」になった方も増えました。それと同時に「フルリモートでも仕事ができる」「打ち合わせもオンラインで問題ない」と感じた方も多いのではないでしょうか?
私は、コロナウイルス流行以前も「リモートワーク」は週2-3行っておりましたが、やはり打ち合わせや契約・捺印業務などオフィスや客先にお伺いしないとできない業務があったためフルリモートワークは不可能だと思っておりました。しかし、コロナウイルスの流行により、打ち合わせも契約業務もすべてオンラインに切り替わり、「場所にとらわれない働き方=観光地でリモートワークができる=ワーケーションができる」世の中に激変しました。
ワーケーションが世の中にもたらす効果とは
今注目されているワーケーションが世の中にもたらす効果は大きく以下の2つだと思っています。
滞在先・宿泊先にとっては地方創生
ワーケーションが普及することにより、地域に訪れる人(交流・関係人口)が増えます。利用者は仕事をしながら地域に滞在するため、平日などの利用も増えてきます。また、企業型のワーケーションも増えていき、結果的に関係人口・関係企業が増え、地域の経済への影響ももたらすと考えています。
利用者にとっては働き方改革
利用者目線では、ワーケーションの滞在先で非日常を味わったり、アクティビティを体験する中でリフレッシュできたり、ワーケーションは仕事の効率が向上するということも証明され始めています。また、ワーケーションで地域の副業などに参加することで、結果的に本業でのパフォーマンスも向上するのではと考えています。
参考:「ワーケーション」は仕事の効率向上・ストレス軽減につながる~NTTデータ経営研究所らの実証実験結果
ワーケーション関連のサービスの紹介
参考:ワーケーション&ホテルワーク主要51サービスを一覧化、ホテル・旅行会社・サブスクなど
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以上になります。いかがでしたでしょうか?ワーケーションプランの企画やその他ホテル・旅館のビジネスに参考になれば幸いです。